子供が小さいながら設備の会社を経営していました。
会社設立に際して「運転資金としてお金を貸してほしい」と頼まれ、毎月5万円返済すると言う約束で200万円ほど貸しました。
当時私は退職したばかりだったので、将来何かあった時に使うために残しておいたお金です。
親子でもあり今までお金で大きな問題も起こしていないので、返済が滞るなって考えもしないで貸しました。
ところが1年ばかりが過ぎた頃、取引していた会社が倒産しました。
息子に毎月の支払いについて聞きましたがどうにか払うから心配ないとの返事です。
それから半年程度経った頃銀行から融資を受けていたらしく、その支払いが滞ったようです。
金繰りに困った息子は仕方なく、後々の事を余り考えないでサラ金でお金を工面したらしいです。いわゆる自転車操業です。
サラ金から私の家へ催促が来るようになりました。
どのようにして調べたか分かりませんが、悪徳サラ金じゃなく一般に名が知れ渡っているサラ金です。
理由を話すと「一回分だけ支払って下さい。その後は催促の電話はしません」。
その通りでしたが、お金の催促の電話は精神的に非常に疲れます。
そんな事がありましたが、家族一丸となりどうにか危機は乗り越えました。
生活に余裕のない貧乏暇なしは今でも引きずっています。