大学の後輩に貸したお金について、もう20年以上も前の事ですがご紹介したいと思います。私自身一人暮らしで体育会系に所属していたこともあって、自分自身も既に社会人になった先輩達からご飯をよくご馳走してもらっていました。個人的な借金ではありませんが遠征費等についてもできない子先輩達から支援していただけなければ、間違いなく活動できない状態でした。
だからこそ、私も社会人になってからは後輩たちに恩返しとしていろいろな支援をしてきたつもりです。そんな中でも、いちどだけ個人的な支援をしたことがあります。
就職活動と部活動の両立で遠征費をアルバイトで稼ぐことができず、困っている後輩がいました。実際に貸してあげたのは100,000円程度ですが就職してからの出世払いということで何も言わずに彼にお金を貸しました。涙を流しながら喜んでくれたことを今でもよく覚えています。もちろん初任給で私に借金を返してくれ、その際に逆にご馳走もしてもらいました。お金の貸し借りは基本的には良くないことだとはわかっていますが、生きたお金の貸し借りはあっても良いのではないかとその時に感じました。