収入がない時の奨学金の返済は本当にきつい

奨学金の返済をしています。大学4年間の授業料と入学金などをフルに借りてしまったため、毎月約1万8千円の返済を、40歳過ぎまで続けなければいけません。仕事が継続的にあれば問題ないのですが、私は会社都合での退職経験が2度ほどあります。職がないときの月1万8千円は非常に苦しかったです。貯金から捻出しましたが、返済を遅らせたって結局払い終わる歳が伸びるだけですし手続きも面倒なので、こういう事態に備えてある程度の蓄えが必要だと感じました。

収入がなかったときでも、返済は継続しました。無職の期間が短かったので貯金から捻出してやりくりできましたが、半年とか一年とか安定した収入がなくなったらちょっと考えていたかもしれません。できれば早いうちに返済を終わらせたいと思うので、仮にもし自分が払えなくなったら親か夫に相談して工面してもらうと思います。そういうときは、苦しい苦しいばかりではなく、楽しかった大学生時代を思い出すのです。借り入れている金額以上のものが得られたことを再確認して、前向きに返済を続けていきたいと思います。

奨学金を借りて大学へ行くということは、ご家庭が裕福ではないということがほとんどだと思います。私もそうでした。そして、卒業後に自分で返済しなければいけないことも、その時わかっていたはずです。それでも大学へ進学したいと決めたのはほかでもない自分でしたし、大学へ行ったことで得られた知識や経験、友人たち、たくさんの思い出…。これを思い出して、借り入れた額が安いもんだ!と思い、お互いがんばって返済していきましょう!!